カテゴリ / 0〜3歳のモンテッソーリ コラム
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「てつだってください」と言える子どもに。

ママ手伝って

先日、子どもの家に通っているお子さんのママからこんなお便りをいただきました。

 

「・・・最近では何でも自分でやりたがり、できない時は『てつだってください』と私に言ってくるようになりました・・」

 

これを読んだ時は本当に感動して、改めてモンテッソーリ教育って本当に素晴らしいなぁ!と感じました。この子は数ヶ月前から子どもの家に通ってきている2歳の女の子です。初めはお部屋の中で何をするでもなく、ただお友達の様子をじっと見ているだけでしたが、少しずつ少しずつ環境を確かめるように活動の範囲を広げていきました。

言葉も少なく、あまり自己主張が強いタイプではなかったのですが、実はお家では活発でおしゃべり好きな女の子だとママから聞いて、「あぁ、まだまだ緊張してるのね。」とほほえましく見守っていました。

ご自宅は子どもの家から電車で1時間以上かかる場所ながら、週に3回通ううちにみるみる様子が変化していきました。今ではもうお部屋の中を自由に歩いて、興味ある活動を見つけ集中し、満足した様子でニコニコと微笑んで、全身から自信がみなぎっています。まさに子どもの家を自分の環境として吸収して、日々楽しんでいます。

子どもの家では主役は子どもです。全て子どもサイズに整えて、子どもがひとりで活動できるように教師は工夫をします。そして困っている時にだけ「おてつだいしましょうか?」と声を掛けます。

大人は子どもにとって、自分ができない時、自分が求めた時に、できるように手伝ってくれる人であり、思い切り自分でできる自由が保障されています。このような環境で活動を繰り返すうちに子どもは自分に対する信頼感、大人に対する信頼感を育んでいくのです。

 

これはお家でも日々実践できるモンテッソーリです。

子どものやりたい気持ちを尊重して、ひとりでできるようにちょっと工夫をしてあげる。例えば、手が届くように踏み台を置く、お片付けができるように引き出しにイラストや写真を貼る、子どもの手に合うように小さな道具を用意するなどなど…。そしてきちんとやり方をして見せた後、必要な言葉がけは「できない時はおてつだいするよ。」です。

お子さんが「ママてつだって~!」と言えたら大成功!

でも、できないところだけ手伝ってあげてくださいね!

p_miyuki モンテッソーリポータル「バンビーノ」ライター/池角深雪   モンテッソーリ国際教師 幼児教室の講師を経て、AMI(国際モンテッソーリ協会)公認の国際ディプロマ(2.5〜6+歳、0〜3歳)取得。おもちゃコーディネーター取得。
現在、都内のこどもの家勤務中。
2018年7月7日(土)パパ&ママのためのモンテッソーリ勉強会「子どもの心が育つメカニズム」モンテッソーリ教育からのアプローチ開催します。詳しくはこちら
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