お手伝いで、前より散らかる。それでも任せる意味は? 子どもが「やりたい!」と言うので、洗濯物をたたんでもらったら、前よりぐちゃぐちゃになった。 野菜を洗ってもらったら、床までびしょびしょ。 食器を運んでもらったら、いつもの倍くらい時間がかかった。 そんなとき、 「これなら大人がやった方が早い」 と思うのは、ごく自然なこ …
「トイレに行く?」 「行かない!」 そう答えて遊び続けていたのに、しばらくするとパンツが濡れている。 「さっき聞いたのに」「もう少し早く連れていけばよかった」。着替えを用意しながら、そんな気持ちになることはありませんか。 思い出したときには行けるのに、遊び始めると間に合わない。すると大人は、もっとこまめに声をかけたほう …
「帰るよ」と声をかけた途端、 「まだ遊びたい!」 「帰らない!」 友だちの家や公園からなかなか帰れず、最後には泣いている子どもを抱きかかえて帰る——。 小さな子どもを育てていると、よくある場面ではないでしょうか。 実は、この悩みとほとんど同じ質問が、国際モンテッソーリ協会(AMI)の保護者向けサイト「Aid to Li …
子どもが、おもちゃを投げる。 机をたたく。 水を何度もこぼす。 そんなとき、大人は思わず、 「投げない!」 「たたかない!」 「もうやめて!」 と言いたくなります。 もちろん、人を傷つけたり、物を壊したりする行動は止めなければなりません。 でも、そこで終わらずに考えたいことがあります。 この子は、今どんな動きや感覚を求 …
「また取り合いをしている」 「どうして仲良く遊べないの?」 兄弟げんかが続くと、つい「貸してあげなさい」「お兄ちゃんなんだから我慢して」と言いたくなります。けれど、子どもを叱ったり、その場で白黒をつけたりする前に、少し離れたところから見てみると、別の原因が見えてくることがあります。 けんかを起こしているのは、本当に子ど …
子どもが自分で靴を履いたとき。 食事の準備を手伝ってくれたとき。 泣いている友達にティッシュを持っていったとき。 私たちは、つい反射的に言います。 「すごいね!」 「上手だね!」 「偉いね!」 子どもを認めたい。喜ばせたい。自信を持ってほしい。 もちろん、それは大人の温かな気持ちから出てくる言葉です。 ところが、モンテ …
「うちの子は、全然集中しなくて」 「おもちゃを渡しても、すぐに飽きてしまいます」 「次から次へと違うものを触って、ひとつの遊びが続きません」 教室でも、保護者の方からこうした声をよく聞きます。 けれど、本当にその子は集中していないのでしょうか。 大人はつい、ひとつの場所に長く座り、同じ活動を何分も続ける姿を「集中してい …
わからないことがあれば、検索する。 少し前まで、それが当たり前でした。 でも今は、AIに聞けば、ほんの数秒で答えが返ってきます。 難しいことも説明してくれる。 文章も書いてくれる。 計算もしてくれる。 知りたいことを尋ねれば、関連する情報まで整理して教えてくれる。 これから先、AIはさらに身近になっていくでしょう。 そ …
モンテッソーリ教育は様々な面からこどもたちの自立のお手伝いをしますが、1歳半くらいからは【排せつの自立】もお手伝いしていきます。 トイレでの排せつは『訓練』ではなく、身体的・心理的な『学び』であると考えていて、トイレットラーニングと呼んでいます。 こどものいえで初めてトイレを経験される方がほとんどですが、ご家庭で本格的 …
子どもと大人が対立する理由として、子どもの発達段階が理解されていないということがあると感じているのですが、 その大人にとって分かりにくい発達段階の一つに 「自己中なのが当たり前の時期」というのがあります。 具体的には、1歳半頃~3歳半頃まで(あくまでも目安であり、個人差があります)。 言い換えると、「自分の気持ち以外は …