
モンテッソーリについてよくある質問にお答えします。
モンテッソーリの教室では異年齢の子どもが一緒に学ぶそうですが、どうしてでしょうか?

A モンテッソーリ教育では、同じ発達段階にある異年齢の子どもたちが一緒に過ごすことを大切にしています。例えば、3〜6歳のクラスでは、年齢や経験の異なる子どもたちが、日々の生活を通して互いに学び合います。
1. 子ども同士で学び合える
年下の子どもは、年上の子どもの活動を見て「自分もやってみたい」と興味を広げます。年上の子どもも、必要に応じてやり方を見せたり伝えたりすることで、自分の理解を深め、自信につなげていきます。ただし、年上の子に世話役を強制するわけではありません。
2. 一人ひとりのペースを尊重できる
年齢が同じでも、興味や発達の進み方は一人ひとり異なります。異年齢の環境では、全員が同じことを同じ速さでできる必要はありません。教師は子どもを観察し、それぞれに合った活動を紹介します。
3. 共同生活の中で社会性を育める
場所や教具を共有し、順番を待ち、相手の活動を尊重する経験を重ねます。困っている子を助けるだけでなく、相手が自分で取り組んでいるときには見守ることも、他者への配慮を学ぶ大切な機会です。
4. 集団の中で自分の立場が変わる経験ができる
例えば、3〜6歳のクラスで数年間過ごすと、初めは年上の子から学んでいた子が、やがて新しく入った子の手本になることもあります。関係を継続しながら、助けてもらう経験と、誰かの力になる経験の両方を重ねられます。
異年齢のクラスは、単に年齢の違う子どもを集めたものではありません。一人ひとりの自立を尊重しながら、互いに学び、共同体の一員として暮らすための環境です。
ことばを育てるえほん あいうえオノマトペ
出版社:河出書房新社
発売日:2021/4/21
言語:日本語
単行本:96ページ
ISBN-10:4309291376
ISBN-13:978-4309291376
寸法:19.1 x 1.4 x 17.9 cm








