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モンテッソーリについてよくある質問にお答えします。

Q.025

モンテッソーリ教育では、子どもに好きなことを自由に選ばせるのですか?

A はい。モンテッソーリ教育では、子どもの発達に合った活動の中から、自分で選ぶことを大切にしています。ただし、それは「好き勝手に何をしてもいい」という意味ではありません。

約束の中で、自分で選ぶ自由

モンテッソーリの教室には、子どもの発達段階に合わせたさまざまな活動が、子ども自身で手に取れるように準備されています。子どもはその環境の中から、「今日はこれをやりたい」「もう一度やってみたい」と、自分で活動を選びます。

その自由には、ほかの子が使っている教具は使い終わるまで待つ、相手の活動を妨げない、使ったものを元の場所へ戻す、といった約束が伴います。子どもは日々の生活の中で、自分の選択と周囲への配慮を両立することを学んでいきます。

最初から「自分で選べる」とは限りません

初めて教室に来た子どもが、たくさんの活動を前にして、何をすればよいか分からず立ち止まることもあります。「何がしたい?」と聞かれても、すぐに答えられるとは限りません。

そのようなときは、教師が子どもの様子をよく観察し、興味や発達に合った活動を紹介したり、選択肢を少なくしたりして手助けします。道具の使い方も丁寧に示し、子どもが安心して取り組めるように支えます。

自分で選び、必要なときには助けを求める

「今日は何をしよう」と考え、自分で選んで取り組む経験を重ねることは、自ら行動する力の土台になります。

自分で選んだ活動でも、困ったときには「ここが分かりません」「手伝ってください」と助けを求めてよいのです。まだ言葉で伝えることが難しい子どもには、大人が表情や動きから気持ちをくみ取り、必要な援助をします。

モンテッソーリ教育では、子どもが自分で選び、試し、必要に応じて人の力も借りながら活動できるように、環境と大人の関わり方を整えています。

参考資料・出典


モンテッソーリ式 すなもじ あいうえお (モンテッソーリ式 すなもじシリーズ)
出版社 : 朝日新聞出版 (2023/8/7)
発売日 : 2023/8/7
言語 : 日本語
単行本 : 48ページ
ISBN-10 : 4023333859
ISBN-13 : 978-4023333857
寸法 : 2 x 21.8 x 21 cm

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