モンテッソーリ教育について、広く知っていただくための情報発信サイト

今日は横浜市鶴見区の閑静な住宅街にある梶山モンテッソーリスクールにお伺いしました。

日本のモンテッソーリスクールの先駆けとしてスタートした園についてお聞かせください。

梶山モンテッソ―リスクールは、その46年の歴史の中で、モンテッソーリ教育を忠実に実践し、積み重ねてきた、「教育的文化遺産」と語るにふさわしい園だと自負しております。

梶山モンテッソーリスクールは1974年（昭和49年）横浜市鶴見区梶山の地に設立されました。創立者である故川村洋子（かわむらひろこ）は、その父が、日本モンテッソーリ協会初代会長であり、モンテッソーリの3部作（幼児の秘密・子どもの心・子どもの発見）を日本で初めて翻訳した故鼓常良（つづみつねよし）であります。モンテッソ―リ教育の理念とその志を受け継いで、夫である故川村祐一が理事長として後押しをし、閑静な住宅街の一角にある自宅を増築し開設しました。折しもモンテッソーリ教育の教師育成のトレーナー（AMI®️／Association Montessori Internationale）公認として「イタリアを経てアメリカから帰国されたばかりの松本静子先生が開設された、東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンターの一期生として学び、モンテッソ―リ教育の道が開かれました。東京国際モンテッソ―リ教師トレーニングセンターの初代同窓会会長として46年にわたり、その役目を果たしました。

また、創立以来、AMI®（Association Montessori Internationale）東京国際モンテッソーリ教師トレーニングセンターの実習園として、実践の場を提供して参りました。実習生のみなさんから、当園は、さまざまなモンテッソーリ教具が揃っていること、古いながらもきれいに環境が保たれ、園の雰囲気が家庭的で、子どもたちがのびのびしているとの感想をよくいっていただきます。
※AMI®（Association Montessori Internationale）は、国際モンテッソーリ協会の登録商標です。

こどもたちにとって故郷のような場所

現在6名の職員は、5名が3歳～6歳AMIのディプロマを持ち、1人がアシスタントコースを修了。子どもたちに深い愛情を持って接し、大変研究熱心です。チームワークもよく、子どもたち一人一人をよく観察し、何に興味を持っているかを見のがさず、特に日常生活の練習においては、子どもたちの成長に合わせた新しいお仕事を提供できるように皆で工夫しています。

音楽世界旅（クリスマス会にて)

入園前に園のモンテッソーリ教育を体験

1歳半から3歳までのクラスが週に1度あり、都度体験できます。希望者多数のため、土日祝日を月に一度増やしました。母子分離できるお子さまは、一人でお仕事に参加しお母様はその間、勉強会に参加できます。

園の一日の流れ

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