野菜の皮むき(3歳半~)
モンテッソーリのお仕事は大きく分けて、
1.日常生活の練習
2.感覚教育
3.言語教育
4.数教育
5.文化教育
の5つの分野に分かれています。それぞれについてはまた詳しくお話しますが、今日は
1.日常生活の練習
の中の「野菜の皮むき」をご紹介します~
ママがやっていることをやりたくてやりたくて仕方がない時期ってありますよね!でもキッチン作業のお手伝いはなかなかさせてあげられないママがほとんだと思います。ましてや包丁なんて!と思いますよね。
でもモンテッソーリ先生は3歳半になった子どもたちのために、このお仕事を用意したんですね。(もちろんそれまでには前段階として様々なお仕事をして、自分の手を作ってきているのが前提にありますが…)
さて、まずはエプロンです(笑)
ママがいつもしているエプロンに子どもは憧れていますこの自分専用のエプロンに子どものテンションは一気に上昇します!こどもの家では、水を使ったお仕事がたくさんありますが、どれもこのビニールエプロンが用意されています。後ろでリボン結びができない場合はお手伝いしてあげます。もしくはゴムやマジックテープを使ったものを用意し、“ひとりでできるように手伝って”あげることも大切ですね!
そして今日の野菜はきゅうり。かたすぎず、柔らかすぎず、切り応えもあっておすすめです。モンテッソーリ活動の日常生活の練習の1つで、園でもポピュラーなお仕事です。
まず、ピーラーできゅうりの皮をむいて、
半分に切ったきゅうりを切っていきます。
今日は自宅にあった小さめの包丁を使っていますが、先が尖っていない子ども用の包丁があれば尚いいですね!
左手は、ねこの手のように指を丸める。まず刃先をまな板におろして、手前に倒すようにきゅうりを切ると安全です。一番最初に大人がゆっくりと明確な動きで子どもに見本を見せてあげましょう。ポイントは「ゆっくりすぎるくらいゆっくりと」です!そうすることで子どもはじーっと集中してその動きを見つめ覚えることができます。
また、ハサミや包丁は用途があって、正しく使えば安全で便利なものであることを最初にきちんと伝えましょう!子どもたちは真剣に慎重にその道具を使い始め、やがて使いこなす手を鍛えていきます!
ちなみに園では、切ったきゅうり1つ1つに爪楊枝を刺してお皿に乗せてお友達に配ります。自分が切ったきゅうりをおいしそうにお友達が食べてくれると本当に満足そうです!
最後はきちんとお片付けもお忘れなく
モンテッソーリポータル「バンビーノ」ライター/池角深雪 AMI(国際モンテッソーリ協会)公認の国際ディプロマ(2.5〜6+歳、0〜3歳)取得。 ◆上野毛モンテッソーリこどものいえ「バンビーノ」主宰 2020年9月世田谷区上野毛にオープンしました。 https://bambi-no.net/kodomonoie/ |
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