2026年9月3日に発売された『月刊クーヨン』2026年10月号。 表紙に大きく書かれているのは、「『かんしゃく』にだって理由があります 子どもの『やりたい!』を邪魔していませんか?」という言葉です。 子どもが自分で靴を履こうとしている。でも、なかなか履けない。 食事の準備を手伝いたがる。でも、こぼしたり、時間がかかっ …
「うちの子は、全然集中しなくて」 「おもちゃを渡しても、すぐに飽きてしまいます」 「次から次へと違うものを触って、ひとつの遊びが続きません」 教室でも、保護者の方からこうした声をよく聞きます。 けれど、本当にその子は集中していないのでしょうか。 大人はつい、ひとつの場所に長く座り、同じ活動を何分も続ける姿を「集中してい …
赤ちゃんがこちらを見ながら、「あー」「うー」「ばばばば」と声を出すことがあります。 まだ意味のある言葉ではないように聞こえるので、「何と返したらいいのだろう」と迷うこともあるでしょう。 同じ音をまねすればいいのか。大人の言葉で話しかけたほうがいいのか。それとも、一人で声を出しているだけだから、そっとしておけばいいのか。 …
また、この話でしょうか。 「モンテッソーリ教育を受けると、集団行動が苦手になる」 「協調性が育ちにくい」 「室内で教具を使うため、運動不足になる」 「一般の小学校になじめない」 「自分の好きなことしかしない子になる」 モンテッソーリ教育に関わっていると、もう何年も繰り返し目にする言葉です。掲載するサイトや記事の日付が変 …
目の前のおもちゃに手を伸ばしているのに、なぜか身体は後ろへ下がっていく。 足を一生懸命に動かしているけれど、その場でくるくる回るばかり。 赤ちゃんのそんな姿を見ていると、 「前に進めなくて困っているのかな」 「足の裏を押してあげたほうがいい?」 「同じ月齢の子は、もうずりばいをしているのに」 と、心配になることがありま …
子どもが描いた絵を持ってきたとき、思わず、 「わあ、上手!」 「きれいに描けたね」 「すごいね!」 と言いたくなることがあります。 ところが、モンテッソーリ教育について学んでいると、「子どもの絵を“上手”と褒めない」という話を聞くことがあります。 「上手だね」ではなく、「描けたね」「赤を使ったんだね」と、その子がしたこ …
赤ちゃんをうつ伏せにすると、すぐに顔を伏せて泣き始める。 「うつ伏せ遊びが大切」と聞いたけれど、嫌がっているのに続けていいのか、毎日何分くらいさせればいいのか、迷うことはありませんか。 最近は「タミータイム」という言葉もよく聞かれるようになりました。けれども、何分できたかを毎日記録し、時間を達成するための訓練になってし …
モンテッソーリの教室を初めて見た人が、不思議に感じることがあります。 子どもたちは、それぞれ自分の活動をしている。 その少し離れたところで、先生が静かに座って見ている。 「あの先生、何をしているんだろう?」 もっと極端に言えば、「何もしていないように見える」ことさえあります。 けれど、実はここにモンテッソーリ教師の専門 …
まだ一人では歩けない赤ちゃんの両手を持って、「いち、に、いち、に」と歩かせる。周りの同じ月齢の赤ちゃんが歩き始めたと聞けば、「うちの子も練習させたほうがいいのかな」と心配になることもあるでしょう。 けれども、赤ちゃんが歩けるようになるために、大人が歩き方を教え込む必要はありません。 赤ちゃんは、寝返り、ずりばい、おすわ …
2026年8月20日、横浜港から一隻の船が地球一周へ出発しました。翌21日には神戸港でも乗客を迎え、109日間にわたるVoyage124の航海が始まりました。 船の名前は「パシフィック・ワールド号」。 この船の中には、2歳から6歳までの子どもたちが過ごす、モンテッソーリの「子どもの家」があります。 世界一周の船の上に、 …














