
マナーマの街並み(バーレーン)|Wikimedia Commons
バーレーンで新たなAMI教師養成コースがスタート
中東の島国バーレーンで、モンテッソーリ教育の新たな教師養成コースが始まりました。
首都マナーマにある「Manama Montessori Training Centre(マナーマ・モンテッソーリ・トレーニングセンター)」で、2026年10月4日、3〜6歳を対象とするAMI(Association Montessori Internationale/国際モンテッソーリ協会)のディプロマコースが開講しました。
同センターは、AMIが「中東で最初のAMI教師養成センター」と紹介している施設です。
中東で最初のAMI教師養成センター
AMIの資料によると、バーレーンにAMI認定の教師養成センターが設立されたのは2021年です。
翌2022年1月には、最初の3〜6歳AMIコースが始まりました。
今回始まったのは、そのマナーマ・モンテッソーリ・トレーニングセンターで行われる新たな3〜6歳ディプロマコースです。
AMIの公式情報では、コース期間は2026年10月4日から2027年6月17日まで。
3〜6歳の子どもたちと関わるAMIモンテッソーリ教師を養成する「AMI Montessori 3–6 Diploma」の取得を目指すコースで、英語によるブレンデッド形式で行われます。
教師を育てる場所が生まれるということ
モンテッソーリ教育が新しい地域へ広がっていくとき、学校や園が増えることだけに目が向きがちです。
しかし、その教育を実践するためには、子どもの発達を理解し、環境を整え、教具の提示だけでなく「いつ介入し、いつ待つのか」を学んだ教師の存在が欠かせません。
AMIの教師養成では、教具の使い方を覚えるだけではなく、子どもの観察、発達理論、環境構成、実習などを通して、モンテッソーリ教育の考え方そのものを学んでいきます。
だからこそ、ある地域に正式な教師養成の拠点が置かれることは、その地域でモンテッソーリ教育が根付いていくうえで大きな意味を持ちます。
バーレーンから中東へ
マナーマ・モンテッソーリ・トレーニングセンターでは、3〜6歳の教師養成だけでなく、アシスタントを対象とした研修も行われています。
2026年6月16日から7月4日には、3〜6歳を対象とするAMI Orientation Courseもオンラインで開催されました。こちらはアラビア語で行われています。
英語によるディプロマコースと、アラビア語によるオリエンテーションコース。
こうした複数の入り口が生まれていることからも、バーレーンだけでなく、中東地域でモンテッソーリ教育を担う人材を育てていこうとする動きが見えてきます。
モンテッソーリ教育が世界へ広がっていく過程では、子どものための環境と同時に、そこに立つ大人を育てる場所も必要になります。
中東初のAMI教師養成センターで続くこうした取り組みは、この地域でモンテッソーリ教育がどのように根付いていくのかを知る、ひとつの興味深い動きと言えそうです。
参考資料
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2026.10.06 講習情報, 資格
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