アーカイブ年: 2026年
ポケットから出てきた、小石や葉っぱ。 「これ、もう捨ててもいい?」 「だめ!ぼくの宝物!」 きらきら光るところ、すべすべした手触り。 葉っぱの小さな穴から見える、青い空。 大人には何でもないものも、子どもにとっては大切な宝物です。 今回は「感覚の敏感期」がテーマ。 「パパにも見せて」と一緒にしゃがんでみたら、大人にも新 …
赤ちゃんは、自分の手が動くところを見ることができます。でも、自分の口が動くところは、そのままでは見られません。 鏡があると、その動きも目に入ります。口を開ける感覚と、口が開く様子。その両方を、同時に経験できるのです。 赤ちゃんのための低い鏡には、こうした「自分の動きを見る場所」という役割があります。では、その経験は赤ち …
マリア・モンテッソーリの息子、マリオ・モンテッソーリ。 母の隣に立つ写真や、講義を通訳する姿から、その名前を知った人もいるでしょう。けれども、マリオの仕事は、母に付き添うことだけではありませんでした。 子どもたちと野外へ出かけ、植物や生き物を観察する。土や石を使って、地形の成り立ちを見せる。そこで気づいたことを母と話し …
名詞は黒い三角。動詞は赤い丸。 モンテッソーリ教育の文法記号には、決まった色と形があります。 でも、どうして名詞は三角なのでしょう。どうして動詞は丸く、赤いのでしょうか。 この疑問について、AMI(国際モンテッソーリ協会)の3〜6歳トレーナー、Gabriela Ortega(ガブリエラ・オルテガ)は、AMI公式「Voi …
1910年。ローマのサン・ロレンツォに最初の「子どもの家」が開かれてから、まだ3年ほどしか経っていませんでした。 しかし、その小さな教室で始まった実践は、すでにローマだけのものではなくなろうとしていました。 教師たちがマリア・モンテッソーリのもとへ集まり、外国の教育者が教室を訪れ、写真や記事が海を渡る。 そして今度は、 …
1915年12月6日。第一次世界大戦のさなか、イタリア・ローマ郊外の小さな農村パリドーロに、一人の女性が到着しました。 スイスのキアッソからやってきた29歳の教師、イレーネ・ベルナスコーニ(Irene Bernasconi、1886–1970)です。 彼女が訪れたのは、ローマから約30キロ離れたアグロ・ロマーノと呼ばれ …
「トイレに行く?」 「行かない!」 そう答えて遊び続けていたのに、しばらくするとパンツが濡れている。 「さっき聞いたのに」「もう少し早く連れていけばよかった」。着替えを用意しながら、そんな気持ちになることはありませんか。 思い出したときには行けるのに、遊び始めると間に合わない。すると大人は、もっとこまめに声をかけたほう …
この動画は、バンビーノがChatGPT Astraの思考設定「激高」を使ったAI調査をもとに制作した、実験的なアニメーションです。公開されている学校・団体の情報や文献を参照していますが、網羅的な学術調査や専門家による検証を終えた研究成果ではありません。バンビーノとしても、情報の拾い漏れや年代・評価の扱いなど、まだ精度に …
1939年11月4日。 マリア・モンテッソーリは、息子マリオとともにインド南部のマドラス、現在のチェンナイに到着しました。 目的地は、アディヤールに広大な敷地を持つ神智学協会の国際本部です。 マリアは69歳。神智学協会に招かれ、インドで教師養成を行うためにやってきました。到着の日には、敷地の入口から滞在先まで、神智学協 …
1900年。30歳を迎えるマリア・モンテッソーリは、医師としての研究を土台に、すでに子どもの教育と教師の養成に取り組んでいました。 しかし、後に世界へ広がるモンテッソーリ教育は、まだ形づくられている途中でした。 障害のある子どもたちと向き合い、教育学、心理学、人類学へと研究を広げ、学校へ足を運び、子どもたちの身体と行動 …













