「世界のモンテッソーリ研究」をはじめます ― AMI Research Threadsから世界の研究を読み解く

モンテッソーリ教育が誕生してから、100年以上。
その考え方や教育実践については、現在も世界各地でさまざまな研究が続けられています。
AMI(Association Montessori Internationale/国際モンテッソーリ協会)では、こうした研究とモンテッソーリ教育をつなぐ取り組みとして、「AMI Research Threads」というシリーズを発信しています。
AMIのGlobal Research Groupが、モンテッソーリ教育そのものに関する研究だけでなく、子どもの発達や学習など、モンテッソーリの考え方と関係する研究にも目を向け、世界の新しい研究を紹介しています。
世界の研究を、もっと身近なものに
海外には、モンテッソーリ教育や子どもの発達についての興味深い研究が数多くあります。
一方で、英語の論文や専門的な内容となると、日本の保護者の方が気軽に読むのはなかなか難しいものです。
そこでバンビーノでは、新しく「世界のモンテッソーリ研究」というコラムを始めることにしました。
AMI Research Threadsで紹介された研究を中心に、世界で発表されているモンテッソーリ教育や子どもの発達に関する研究の中から、「これはぜひ知ってほしい」と感じたものを取り上げていきます。
難しい研究を、できるだけわかりやすく
このコラムでは、研究内容をそのまま日本語に翻訳するのではありません。
「この研究では、何がわかったの?」
「モンテッソーリ教育と、どうつながるの?」
「家庭で子どもを見るときには、どんなヒントになるの?」
そんな視点から、できるだけ専門用語を使わず、子育てや教育の中で考えられる形にしてご紹介していきます。
また、可能な限りAMI Research Threadsだけではなく、そこで紹介されている研究や原著論文にもあたりながら、その研究でわかっていること、まだわかっていないことも含めてお伝えしていきたいと思います。
100年前の教育ではなく、今も研究され続けている教育
マリア・モンテッソーリが子どもたちを観察し、教育法を築き始めたのは20世紀初頭です。
しかし、そこで大切にされた「自立」「集中」「自分で選ぶこと」「手を使って学ぶこと」「大人が必要以上に介入しないこと」などは、現在の発達心理学や教育研究でもさまざまな角度から研究されています。
100年以上前に子どもの観察から生まれた考え方を、現代の研究はどのように捉えているのでしょうか。
そして新しい研究からモンテッソーリ教育を見直すと、私たちの子どもの見方はどう変わるのでしょうか。
このコラムを通して、世界の研究と、毎日の子育てや教育を少しずつつないでいければと思います。
次回から、AMI Research Threadsで紹介された研究を一つずつ取り上げていきます。
※「世界のモンテッソーリ研究」はAMI(Association Montessori Internationale)の公式翻訳ではありません。AMI Research Threadsや原著論文などの公開情報を参考に、バンビーノが独自に要約・解説するコラムです。
参考資料
Association Montessori Internationale(AMI)
AMI Research Threads
AMI Global Research Group
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