通りすがりのブロック塀を歩かずにはいられない!

ママとお散歩中にこんな経験はありませんか?
たいていの子どもは、ちょうどよい高さの段差や塀の上を必ず登って歩きたがりますよね!しかも急いでいる時に限って!!(笑)
これを無理やり降ろしたり阻止したりしようものなら、グズグズグズグズ・・といつまでもご機嫌ナナメで困った~💦なんてことありませんか?
これ、実は2、3歳くらいの子どもにとってはとーっても必要なことなんです。
歩くのが上手になったこの時期の子どもたちは、自分の運動能力を向上させるために、日常生活の中で人知れず様々なトレーニングをしています。これもその一つで、『平衡感覚』をせっせと磨くためにやっているのです。
子どもは生まれながらに自分が今すべきことがちゃんとわかっていて、必要な時期に必要なことをしています。
この時期(運動の敏感期※)だからこそ、なのです。
「うん、この動きはもう大丈夫だな」
と目指す運動を獲得できると、自然と次のステップへ移行し、パタッと興味を示さなくなるのでご安心ください!
それまでは安全を確保しつつ、周りの大人はそれをなるべく邪魔しないようにサポートしてあげることがとても大切です。
すると子どもたちは本来の姿に育っていくことができるのです。
※運動の敏感期(誕生から4歳半くらいまで)

6歳くらいまでの子ども達には、様々な「敏感期」と呼ばれる時期があります。
子どもたちにある特定の期間、この敏感期が訪れるということを、マリア・モンテッソーリは観察を通して発見しました。
言語の敏感期、秩序の敏感期、感覚の敏感期、社会性の敏感期、運動の敏感期など長さやピークが異なる時期があり、子どもたちはみなぎるエネルギーにつき動かされて様々な事柄を習得しようとするのです。
『平衡感覚』を身につけるために誰に言われることなく努力できるのは、まさに運動の敏感期の真っただ中にいる子どもだからなのです。
何かに懸命に集中している子どもの姿を見かけた時は、「ん?もしかして敏感期かしら?」と見守ってみることも大切です。子どもは心も体も満たされて、より良い発達へと向かっていくことでしょう。
![]() | モンテッソーリポータル「バンビーノ」ライター/池角深雪 AMI(国際モンテッソーリ協会)公認の国際ディプロマ(2.5〜6+歳、0〜3歳)取得。 ◆上野毛モンテッソーリこどものいえ「バンビーノ」主宰 2020年9月世田谷区上野毛にオープンしました。 https://bambi-no.net/kodomonoie/ |
|---|
-
-
2026.09.20カテゴリ / コラム モンテッソーリ教育に影響を受けた人々
「問題を恐れない」元Cisco CTO パドマスリー・ウォリアーが、モンテッソーリ教育から持ち続けたもの
-
-
2026.09.19カテゴリ / コラム AMIトレーナーの言葉
「またこの絵本?」何度も同じ本を読みたがるのはなぜ?「たくさん読む」より大切な0〜3歳の読書環境
-
-
2026.09.18カテゴリ / コラム モンテッソーリを伝えた人たち
相良敦子 – モンテッソーリを日本の家庭に届け、子どもの見方を変えた人
-
-
2026.09.18カテゴリ / コラム AMIトレーナーの言葉
自然遊びを「イベント」にしない。 水やり・収穫を、子どもの毎日に
-
-
2026.09.17カテゴリ / コラム AMIトレーナーの言葉
「できない」とき、すぐに手伝わないで – 毎日の暮らしで育つ「実行機能」とは?
-
-
2026.09.17カテゴリ / コラム 赤ちゃんの発達と子育て
赤ちゃんにコップはまだ早い?「自分で飲む」を育てる、小さなコップの始め方

















